主人が急性心筋梗塞になった話

生活

今現在の話ではなく、今年の7月に起こった出来事になりますが、誰にでもあり得ることだと思いますので、知っているだけで命を助けられるかもしれません。頭の片隅にでもおいておいて頂ければと思います。

 



目次

心筋梗塞になった日の話

主人は仕事で遅い日でしたので、私と子供たちはすでに寝室で寝ていると、夜中12時前に主人が胸が苦しいと私を起こしにきました。そして夜中の12時ちょうどに救急車を呼びました。救急車が到着するまでは、主人は顔が白くなり、大量の汗をかき、目を見開き、呼吸をゆっくりと大きくしていました。救急車が到着してからは、主人は胸の苦しさは変わらずだったみたいですが、私はもう大丈夫と安心したのを覚えています。到着してから、病院に向かうまで、10分程度で病院に着いたのは15分後ぐらいだったと思います。2人の子供を連れて待っていると、医師の先生から「脈も心拍も落ちています、このまま放置しておけば亡くなりますので緊急手術をします」と説明を受け、手術をして頂きました。それと同時に看護師さんに「お母さん一人だと大変だから祖父母を呼んだら?」と言われました。手術したら大丈夫だと思っていたので、祖父母の年齢のこともあり、夜中に来させるのはと躊躇していたら看護師さんに呼ぶように強く言われました、この時、今起きていることが大変なことで本当に命にかかわることなんだと強く思いさせられました。とても不安でしたが、2人の子供が寝ず起きていて、たわいもない話を一緒にしていたので気が紛れました。夜中でしたので、義父母は連絡が取れず、病院まで1時間半かかる私の弟と母に来てもらうことになり、子供を家まで連れて帰ってもらいました。無事に手術が終わり、先生から説明を受け、この時急性心筋梗塞だったということを教えてもらいました。手術前は確定していない違う言い方でしたので、ビックリしました。主人をICUに残し、家に帰ったのは5時頃でした。

心筋梗塞から入院そして仕事復帰

経過が良かったので、ICUから普通の病棟に移ったのが2日後で、そこで2週間お世話になり、退院できました。退院してから自宅療養を2週間し、会社の産業医の先生から、1カ月は残業20時間以内と約束をし、仕事に復帰することが出来ました。

心筋梗塞とは

心筋梗塞とは心臓(心筋)が酸素不足になり壊死する病気です。心筋を取り巻いている冠動脈は心臓に血液と酸素を送っています。これが動脈硬化で硬くなりコレステロールなどが沈着すると血液の通り道が塞がれ、心筋に血液を送ることができません。そのため心筋は酸素不足となり、心筋細胞が壊死を起こしてしまいます。

簡単に言うと、心臓には3つの冠動脈 があり、心臓に血液や酸素を送っていて、その 冠動脈 が詰まってしまったら、血液と酸素を送られない部分の心臓は壊死していきます。心臓が壊死して動かなくなってきたら、人は死んでしまいます。

心筋梗塞前ぶれ(主人の場合)

・心筋梗塞が起きたその日の昼に、車を運転している時に胸が少し苦しくなったが少し休んだら治った。

・ 心筋梗塞が起きたその日、顎が痒くなった。

・心筋梗塞が発症する10分前ぐらいから呼吸がしにくくなった。(違和感を感じた)

主人の場合の良かった点

・救急車を早く呼び、病院に15分程度で到着し、発症してから1時間以内には手術をした。

・救急搬送された病院に循環器科の先生がいてくれて、すぐカテーテル手術をして頂けた。

・主人は1カ月前に糖尿病と判明して、今回救急搬送された病院にかかりつけになっていた。(これは良かった点なのか微妙ですが・・・糖尿病として色々数値を調べている最中の発症でした。)

急性心筋梗塞になったら

再発したらどう対応したらいいか医師の先生に聞いたところ、心筋梗塞は詰まった冠動脈を手術し、酸素と血液を送る以外は治らないので、まずはためらわず救急車を呼ぶ、救急車が到着するまでは、楽な姿勢にすることや、発症している患者さんの要望を聞く等です。

心筋梗塞にならないために

主人は糖尿病で発症リスクが高くなっていました。

心筋梗塞にならないためには、栄養の摂れた食事、適度な運動と基本中の基本ですが、これが一番リスクを減らせるみたいです。

まとめ

私は医師ではないので、ネット情報ですが、急性心筋梗塞の死亡率は30~40%と高いのですが、発症してから手術を行えば90%は助かるみたいです。発症したその時がカギとなりますので、自分や大切な人を守るためにも、前ぶれや発症した時にすることなどを調べておくことは重要だと思いました。心筋梗塞にならないのが一番いいですが。

ちなみに主人は、健康マニアになり、10キロ近くの減量を達成し、毎日筋トレをし、食事にも気を使っています。

※心筋梗塞の本、載せておきます。↓

続き「主人が急性心筋梗塞になってから早3カ月経過」はこちらから↓

「急性心筋梗塞を発症し、マイナス13kgのダイエットに成功した主人の話」はこちらから↓

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